安心・安全の商品づくり
一般財団法人 食品安全マネジメント協会認定食品安全規格
「JFS-B規格」の
適合証明を取得しています
JFS-B規格とは、一般財団法人 食品安全マネジメント協会(JFSM)が構築した日本発の食品安全管理規格です。
この規格は「食品安全マネジメントシステム(FSM)」「ハザード制御(HACCP)」「適正製造規範(GMP)」の3つの要素で構成されており、適合証明を取得したB規格は34項目とHACCP7原則12手順を含んだ規格となっています。
食品安全に関わる仕組みづくりを通して、これまで以上に管理体制の強化を図り、お客様に安全で安心していただける商品を提供し続けられるよう目指してまいります。
衛生について
工場入口は非接触の手洗い設備、エアシャワーを完備。
異物混入防止対策について
異物混入防止
- 金属検出機で製造ラインの麺の生地をチェック。
- 麺帯カバーの設置。
- 金属検出機付包装機でのチェック。
- 製造ラインのアレルゲンふき取り検査。
防虫・防鼠対策
- 全ての出入口に防虫用仕切りカーテンを設置。
- 外部と通じる出入口には、さらに超音波防鼠管理を
専門業者に委託して、定期的に保守管理。
品質管理
マルナカの商品に使用するすべての原料は、
原料メーカーから提出された検査証明書の審査・成分検査を厳しく行っています。
原料検査
粉の成分が基準値内であるかを確認します。
● 調べる成分
小麦粉:水分・灰分・たんぱく質
そば粉:水分・灰分
粉のグレードを調べる(ミネラル)
ミネラル分は外皮や胚芽部分に多く含まれる成分です。
粉を燃やして残ったミネラル分(リン・カリウム・マグネシウム・鉄)の量を調べます。
小麦粉にはグレードがあり、含まれるミネラル分が0.35~0.45%の範囲内のものは1等粉と言われます。
当社ではミネラル分0.4%以下の1等粉を使用しています。
粉のタイプを調べる
(たんぱく質=グルテン)
グルテンは小麦粉特有のたんぱく質です。
小麦粉を練って水でもみ洗いして残ったグルテンを焼いて膨らませ、重さをはかり、粉の強さを調べます。
小麦粉は、パン作りに向いているもの、麺づくりに向いているもの、それぞれ違いがあります。
粉のタイプはたんぱく質の成分量によって区分されています。
当社では8.5%~12%以下の中力粉を使用しています。
品質検査
麺の水分量を調べる
乾燥中の麺の水分を測定し、順調に水分が抜けているかどうかを確認します。(乾燥環境が急激に変化すると、品質のよくない麺になってしまうため)
完成した麺の水分値が基準値内か、麺に割れがないか、実際に茹でて食感などを検査します。
麺の水分は日本農林規格(JAS)に準じております
うどん・ひらめん……………… 14.5%以下
そうめん・ひやむぎ・そば…… 14%以下
官能検査
味、舌触り、のどごしなどを確認する
麺を茹で上げ、毎日試食を行っています。
異味・異臭が無いか、麺の割れが無いかなどを調べています。
新麦を調べる
小麦は農作物なので、その年の天候などによって品質にばらつきがあります。
当社は秋蒔き・夏収穫の小麦を使用しており、新麦が出るタイミングは大体12月頃です。
新麦に切り替わるタイミングに北海道産小麦の製造試験を行って、品質確認を行っています。
当社の基準と品質が合わない場合は製粉会社に調整をお願いしています。
小麦粉の色合いを確認するために、目で比較する試験(ペッカーテスト)も行っています。
こちらは、色の違いがわかりやすいように1等粉と2等粉で実験してみました。
ペッカーテスト